生産者インタビュー

食の未来を育む、小松島の営農グループや農業生産法人を紹介するコーナーです。生産者たちの情熱から生まれる「農」の新しい可能性が、ここにあります。

樫山農園の高糖度トマト

甘みとうま味を併せ持った唯一無二の風味

高糖度
トマト

(有)樫山農園
樫山 直樹さん

目指したのはオリジナルの味わい

徳島県東部を南北に縦断する、国道バイパス55線を一路南へ。赤石トンネルから5分ほど車を走らせると、田園風景のなかに白いハウスが立ち並ぶ一画が見えてくる。樫山農園のトマトハウスだ。看板商品である「珊瑚樹」は、見た目には小粒でかわいらしいが、糖度計による徹底管理で、甘さは一般的なトマトの約2倍?3倍。さらにトマト本来のコクやうま味を兼ね備えた、深い味わいが特長だ。

現在、珊瑚樹の生産を主導している樫山直樹さんは就農して1o年目。現在は7000屬離肇泪肇魯Ε垢杷間60トン、およそ120万個を生産し、全国へ出荷している。

「父ともよく話しますが、農作物は手をかけてやっただけ、必ず応えてくれる。こんなにやりがいのある仕事はほかにないですよね」と直樹さん。サラリーマンだった父・博章さんが、一念発起して農業法人を立ち上げたのは18年前。就農時から樫山農園オリジナルのもので勝負したかったという博章さんが選んだのは、つくりかた次第で味に個性を持たせられるトマトだった。

樫山農園の高糖度トマト

珊瑚樹を超える新たな味わいを求めて

独自のトマトづくりを目指して試行錯誤を重ねた。当時はあまり知られていなかったビールのしぼり粕を再利用したモルトセラミックスを培地に導入。肥料散布にコンピュータ制御を取り入れるなど、探求の日々が続く。そして創業3年目にして、さわやかな甘みと深いコクが調和した「珊瑚樹」が完成した。他に類のないその風味は全国のファンから支持され、出荷量も増加。また、インターネット販売をスタートし、個人消費者からの直接注文にも対応できるようになった。しかし、博章さんも直樹さんもこれで満足している訳ではないという。

「珊瑚樹を安定供給しながら、その風味を超える高糖度トマトづくりに挑戦したい。野菜というよりもフルーツのような味わいにより近づけていくことが今後の目標です」と直樹さん。

新たなテイストのトマトを生み出すべく、親子二代にわたる研究の日々は今後も続いていく。

●お問い合わせ先

(有)樫山農園
TEL & FAX.0885-37-2011
http://www.kashiyama-nouen.jp/

© Komatsushima Oishii NET. All Rights Reserved.