すだち
Sudachi

阿波徳島の味覚を全国へ

初夏の訪れを告げる白い花が「徳島県の花」に指定されているスダチ。すがすがしい香りと特有の酸味で、料理の味を引き立てる徳島の夏の味覚です。小松島では、那賀川水系のきれいな水と温暖な気候を生かして、主に田野地区と立江地区でつくられています。おいしいスダチを食卓に届けるためには、枝の剪定(せんてい)や葉を摘む作業が欠かせません。3月中旬から8月中旬にかけてハウス栽培ものが出荷され、露地栽培ものは、それ以降に出荷されます。

料理の味を引き立てる名脇役

スダチは、香り高いかんきつ類の果実でユズの近縁種です。焼き魚や豆腐料理をはじめ、鍋のつけ汁などの風味付けに使われており、ジュースやゼリーなどにしてもおいしくいただけます。徳島では古くから夏の味覚として愛されてきましたが、現在はハウス栽培と冷蔵貯蔵の技術が進み、1年を通じて味わえるようになりました。全国生産量のうち、徳島県の占める割合は98%。まさに名実ともに徳島を代表する果実です。